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蓄電池を設置したら「自家消費量」はどう計算する?!(蓄電池の充放電ロスを考慮)

蓄電池の導入まで
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蓄電池を設置した場合の「自家消費量」とは、そもそもどのような考え方でどのように計算されるのがよいのか、太陽光発電や蓄電池に関する様々なサイトを見ながら、自分なりに考えてみただワン。

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「自家消費」とは

「自家消費」は、太陽光発電した電気を自宅の電力として使うことです。

「太陽光発電+蓄電池」を設置している状況において、以下の内容が「自家消費」に該当します。

  • 太陽光パネルで発電した電気を家庭(家電製品など)の電力として、その場でリアルタイムに使用すること
  • 太陽光発電で余った電気を蓄電池に貯めておき、夜などに放電して自宅で使用すること

一般的な「自家消費量」の計算方法

太陽光発電や蓄電池に関する様々なサイト(※)を確認すると、「自家消費量の計算式」は、以下の(a)と(b)の計算式があることが分かりましたが、全発電量のうちどれだけ自宅で消費したかの割合を示すいわゆる「自家消費率」(自家消費量÷発電量)の計算において、割り算の分子である「自家消費量」は、以下の2つの計算式のうち(a)の「自家消費量 = 発電量-売電量」の計算結果を使うのが一般的のようです。

(a)自家消費量 = 発電量-売電量  (発電ベースの計算式)

(b)自家消費量 = 電力消費量-買電量  (消費ベースの計算式)

(※)各サイトにおいては「蓄電池はなく太陽光発電だけ」のケースを念頭に置いたと思われる「自家消費量」の説明が多くを占めていて、蓄電池を設置している状況における「自家消費量」の考え方を分かりやすく整理しているサイトを見つけることができませんでした。

しかしながら、蓄電池を設置している状況において、「自家消費量」というものを「純粋に自宅の電力(電化製品等)のために使うことができた電気の量」と解釈した場合は、「自家消費量 = 発電量-売電量」で計算した結果は実態を正しくあらわさないのではないかと思い、今回2つの計算式の持つ意味を整理しようと考えた次第です。

⭐「太陽光発電と蓄電池の稼働状況」、「電気の使用状況」を把握する上で知っておくべき用語の意味とそれぞれの関係については、以前のブログ「太陽光発電と蓄電池の稼働状況を示す用語の意味とそれぞれの関係」にて詳細をお伝えしています。

⭐太陽光発電だけであれば、「発電」、「売電」、「電力消費」、「買電」の4つでシンプルに自家消費を説明することができますが、蓄電池を設置すると「蓄電池への充電」、「蓄電池からの放電」も加わりまさにその処理において自家消費の考え方への考慮が必要となります。ちなみに、我が家の室内モニターは、「発電」、「売電」、「消費」、「買電」、「充電」、「放電」の6項目の表示しかなく、「自家消費」表示はありません。

「自家消費量」の2通りの計算式を理解する

蓄電池を使っていると両者の計算結果に差が出ます。これは主に「蓄電池の充放電時の電気のロス分」に起因します。蓄電池に電気を充電したり蓄電池から電気を放電したりして電気を使う際に、少なからず電気のロスが発生し、取り出して使える電気の量が目減りするからです。

(a)自家消費量 = 発電量 - 売電量

「自分の家の太陽光パネルで発電した電力量」から「売電量」を差し引けば、それは「自宅で発電し、売らないでそのまま自分の家で消費した(自然に失われた電気を含む(※1))電力量」という意味合いになります。

(※1)この計算方法は、発電量のうち売電した量以外はすべて自家消費量として取り扱う方法、すなわち自然に失われた「蓄電池の充放電時の電気のロス分」も「自家消費として使った」とみなす方法です。自宅の電力として本来的に使えていない電力(充放電ロス)分も自家消費量としてカウントされてしまいます。

(b)自家消費量 = 電力消費量 - 買電量

「自宅で使用した電力消費量」から「電力会社からの買電量」を差し引けば、それは「発電や蓄電池の充放電を経た結果、最終的に電力会社から買わずに済んだ電力量」(※2)という意味合いになります。

(※2)この計算方法は、「蓄電池の充放電時の電気のロス分」の影響は排除された(=自家消費に含まれない)計算方法です。純粋に自宅の電力として使うことができた分が自家消費量としてカウントされます。

両者の計算式の違い

このように、「自家消費量」を計算するにしても、蓄電池を導入している場合は、両者の計算結果に差が出ることになり、後者の計算式(b)(消費ベース)で計算した結果の方が自家消費量は少なくなります。

なぜなら、蓄電池の充放電ロスは、(上流の)「発電側」には影響なく、(下流の)「消費側」にだけ影響するからです。

計算式(b)の方が自家消費量は少なくなることを理解する上で『例えば「蓄電池の充放電時に電気が1kWhロスした」という状況があったとすると、それは言い換えると「発電量が1kWh減った」という状況と同様である』と考えるとイメージしやすいかもしれません(どちらも自家消費量が1kWh減ることに変わりない)。

「蓄電池の充放電時の電気のロス分」を自家消費として捉えること((a)の計算式)は、「純粋に自宅の電力(電化製品等)のために使うことができた電気の量」といった本来的な自家消費の考え方から少しズレると思われますので、ご家庭において電気代の削減効果の計算を行う場合などは、自家消費の計算は「電力会社から買わずに済んだ電力量」といった視点で計算する(b)の「自家消費量 = 電力消費量-買電量」の方がより適切ではないかと個人的には考えます。

我が家の自家消費量を2通りの計算式で計算

我が家において、2025年の自家消費量について、「(b)自家消費量 = 電力消費量-買電量」で計算した結果(4,568kWh)は、「(a)自家消費量 = 発電量-売電量」で計算した結果(6,071kWh)に比べ、24.8% 少なくなりました。

まとめ

  • 蓄電池を使うと、蓄電池に電気を充電したり蓄電池から電気を放電したりして電気を使う際に、少なからず電気のロス(充放電ロス)があります。
  • 自家消費量を自家消費量 =発電量-売電量」発電ベース)で計算すると、(充放電ロス分も自宅で使った電気であるとみなされ)自家消費量は多めに計算されます。
  • 一方で、自家消費量 =電力消費量-買電量」消費ベース)で計算すると、(充放電ロスの影響は排除でき)自家消費量は発電ベースの計算結果より少なくなりますが、「自家消費」という言葉の「自宅の電力のために使う」という本来の意味(実態)に合っていると個人的には考えています。

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