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【初心者向け】蓄電池入門 ~第9話 蓄電池の運転モードについて教えて!~

蓄電池入門
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🌿蓄電池の運転モード💸

<strong>友達のキティ</strong>
友達のキティ

蓄電池の運転モード設定について教えてほしいわ。

<strong>ルルち</strong>
ルルち

いいわよ。まず、運転モードについて、我が家の住友電工の蓄電池を例にお話するね。

主要なモードとして、「グリーンモード🌿」「売電モード💸」があるのよ。各メーカーとも、モードの呼び方は違うけど、同じようなモードが存在するわ。

ふーん。モード名を聞いてもよく分からないけど、何が違うの?

「グリーンモード🌿「売電モード💸の一番大きな違いを一言で言うと、太陽光発電して余った電気について、「蓄電池への充電」を優先するか「売電」を優先するかの違いだワン。

「グリーンモード🌿」

日中の太陽光発電している時☀️

太陽光発電した電気をまずはリアルタイムで家庭で使って、それでも余った電気(=余剰電力)は、まずは蓄電池に「充電」して、蓄電容量上限まで充電した後は「売電」となります。

夜間の動作🌙

夜間に電力会社からの買電による蓄電池への充電を「する」設定も「しない」設定もどちらもできます。「気象連動 AI による⾃動設定」機能(後述)で、夜間の充電🌙⚡を自動的にコントロールすることもできます。

「売電モード💸」

日中の太陽光発電している時☀️

太陽光発電した電気をまずはリアルタイムで家庭で使って、それでも余った電気(=余剰電力)は、すべて「売電」します。

夜間の動作🌙

夜間に電力会社からの買電により蓄電容量の上限まで充電します(貯めた電気を主に太陽光発電していない朝や夕方に使うことになります)。

電気代の節約の観点で言うと、卒FIT(固定価格買取期間を終了)の場合や、FIT期間中(固定価格買取期間中)であっても「売電単価<買電単価」の場合は、「グリーンモード」の方が電気代の節約効果が大きくなるわね。

だって、売電するよりも、電力会社から買う電気をなるべく減らした方がおトクってことだから!

「グリーンモード」は、太陽光で発電した電気をまず家庭で使って、余った電気は蓄電池に貯めるのね。

「グリーンモード」は、電力会社から買う電気が減って、節約できるだけなく、余剰電力を蓄電池に貯めることで自家消費が増えるね。CO₂排出も少なくなるから環境に優しい使い方を優先するモード、とも言えるわね。

「グリーン」というモード名からすると、もともとはエコ観点でネーミングされたのね。

売電単価は年々下がっている一方で、電力会社から購入する電気単価は値上がり傾向なので、今はもう「売電単価<買電単価」のご家庭が大多数ということね?

そのとおり!

一方の「売電モード」は、太陽光で発電した電気をまず家庭で使って、余った電気は蓄電池に充電するんじゃなくて、電力会社に売るんだ。

「売電モード」は、電力会社から夜間の安い電気を買って充電するって戦略なんだけど、最近は夜間の電気料金は昔に比べて大幅に上がってしまった(昼間の電気料金に一気に近づいた)ので、「売電モード」は、もはやほとんどのご家庭で意味がないモードになってしまったと考えられるわ。

あって良かった「気象連動 AI」機能🤖

「グリーンモード」選択時において、電力会社からの買電による夜間充電量を自動で調節してくれる「気象連動 AI」機能🤖は大変便利だわ。

天気予報📺と連動して、晴れか雨かなどに合わせて蓄電池の夜間の充電量を自動で調整してくれるの。昼間より単価の安い夜間の電気を電力会社からどれだけ買って充電するか、AIが自動でうまく調節して、電気代の節約につなげてくれるんだワン。

天気予報📺が晴れ☀️であれば、夜間に電気を買ってまで充電しない。天気予報が雨🌧️であれば、日中に太陽光での発電で電気を蓄電池に貯めることは期待できないので、あらかじめ夜間に安い電気を買って多めに充電しておく、と言った具合ね。

そういうこと!この「気象連動 AI」モードがあると、自動で効率的にムダなく動いてくれる。自分で何もせずに、AIにお任せしておけばいいので、本当に助かるわ。

「気象連動 AI」機能があると、節約💰にも防災🛟にも役立つし、何よりも何も考えなくていいし、何も手を動かさなくていいので、マメでない人にはピッタリの機能ね。

その他各種設定⚙️

『緊急充電モード』『放電「下限」設定』なども大事ね。ご家庭でちゃんと考えて設定してほしいだワン。

〇緊急充電モード

『緊急充電モード』を有効(ON)にすると、設定した地域に気象「警報」が発令された時に⾃動で緊急充電を開始する。

〇放電「下限」設定

(停電時に備え)蓄電池に最低限残しておく電気の量を設定する。

せっかく蓄電池を設置したのに、「蓄電池の運転モード」や「各種設定」が適切にできていないと、思ったように電気代が節約できなかったり、いざ停電となった時に蓄電量が足りなかったり・・・、ということになってしまうのね。

そう。まずは蓄電池を設置する時に工事技術者の方に聞きながら一緒に設定して、あとは自分で取扱説明書📘を読んで勉強ね!

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