今回のブログを読むと、「蓄電池の設置前に行う販売業者さんとの打ち合わせ」や「工事業者さんによる事前の現地調査」がどのようなものかが分かるワン。
蓄電池の販売業者さんとの事前打ち合わせ
以前のブログ「蓄電池設置までの日程(実績) ~補助金申請についても~」に書いたとおり、今年(2023年)の2月上旬頃に販売業者さんや製品を決めた後、さっそく業者さんから「打ち合わせをしたい」とのメールが来て、2月中旬に打ち合わせを行いました。
1対1のオンライン会議形式で、説明いただいた内容や確認をされた内容は以下のとおりでした。
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- 今後の全般的な段取り(内容・時期等)の説明
- 工事内容の説明
- 事前の現地調査の説明(日程調整依頼)
- 蓄電池の設置希望場所、搬入経路の確認
(蓄電池は大きくて重いので、ピアノ運搬業者さんが運んで来るとのことでした。蓄電池の設置希望場所までどういう経路で搬入できるかということを業者さんがPC上に表示させた地図を見ながら双方で確認しました。自宅の周りの道路状況や自宅の敷地の状況についてこちらから説明しました。)
- 蓄電池設置に関する経済産業省や電力会社への代行申請のために必要な手続きについての説明
- 補助金の申請手続きの説明
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また、せっかくでしたので、こちらからも、気になっていたけどまだ質問できていなかったことを聞きました。
(Q:当方からの質問、A:販売業者さんからの回答)
Q:「そもそも工事はどういった業者さんが行うのか?」
A:「事前の現地調査や設置工事は、お住いの近くの施工店から技術者を派遣して行う。」
Q:「工事の所要時間は?」
A:「だいたい9時~18時まで」
Q:「補助金はいつもらえるのか?」
A:「工事が終わった後で、かなりの時間がかかるようである。」(←工事後8か月くらいかかったようなケースもあると伺いました。)
Q:「リビングルームの壁に付けている既存の太陽光発電のモニター(リモコン)は取り外し、蓄電池用の新たなモニターに交換されるのか?」
A:「交換となる。既存の太陽光発電のモニターは使えなくなる。」
<感想>
1時間もかからない打ち合わせでしたが、それまではメールでのやりとりだけでしたので、オンライン会議と言えども、いちど顔合わせをして、いろいろと確認することができ、安心できました。家に来てもらっての打ち合わせよりも気楽でよかったです。
打ち合わせで、分からないことをいろいろ確認できて、よかった!
質問しようと思っていたことはあらかじめメモしておいたので、漏れなく確認できたんだ。
工事業者さんによる事前の現地調査
3月中旬に工事業者さんによる事前の現地調査がありました。
実際に工事される工事業者さんが自宅に来られました。技術者の方1名のみでした。
販売業者さんは東京の業者さんではないのですが、工事業者さんは東京に近い関東の業者さんです。
技術者さんの指示にしたがい、家の外、中をご案内しました。
(蓄電池の設置場所や家の中の片付けは前日までにもちろん終わらせておきました。)
技術者の方は、以下の内容を確認されていました。
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- 蓄電池の設置場所の確認
- 設置場所に十分なスペースがあるかの確認
- 既設の太陽光発電設備の確認
- 蓄電池の搬入経路の確認
- 電柱、分電盤(ブレーカー周辺)、配線経路等の確認
- モニターの設置場所の確認
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家の外と中、ともにそれほど時間がかからない確認で、写真も撮られていました。
ちなみに、販売業者さんの方から事前に以下の書類を準備するよう言われており、現地調査の当日、技術者の方にお見せしました。
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- 電力契約情報
- 電力受給契約書(太陽光発電パネル設置時の書類)
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1時間もかからない調査の後、その場で「ご希望の蓄電池の設置は問題なさそうです。」とのお話をいただきましたが、「正式には販売業者さんを通じて後日お返事します。」とのことでした。
(後日、販売業者さんを通じて、現場調査の結果は問題なし、と正式にご連絡をいただきました。)
~まとめ~
〇蓄電池の販売業者さんとの事前打ち合わせでは、段取りや必要な各種手続きについて、口頭で詳しく説明を受けるので、しっかり聞いておく(メモしておく)べき。また、質問があれば、せっかくなので質問をして、不明点をクリアにしておくべき。
〇工事業者さんによる事前の現地調査にあたり、手元に準備しておく書類(「電力受給契約書」など)があるので、販売業者さんからの指示にしたがい、当日までに忘れないように準備しておく。
〇現地調査にて「蓄電池の設置に問題なし。」という結果が出れば、その後は諸々必要な手続きを行いながら、いよいよ工事日を待つだけである。
次回は、「蓄電池の設置工事」について書きたいと思います。