蓄電池の設置を決心して(2022年暮れ)から、少しずつ検討や準備を進めていきました。
今回は我が家の蓄電池設置までの流れをお伝えしたいと思います。補助金申請のタイミングについても書きます(補助金に関する手続きは、見出しを青色のアンダーラインとしました)。
今回のブログを読むと、蓄電池設置までの日程感が分かるワン。
蓄電池設置までの日程(実績)
・2022年暮れ:検討開始
・2023年1月上旬:蓄電池の販売業者さんへの見積り依頼
インターネットサイト検索で出てきた3社の販売業者さんにそれぞれいくつかの製品の見積りをお願いするという形でコンタクトしました。いずれも業者さんのインターネットサイトの受付フォームから行いました。検索で上位に出てくる業者さんであれば、実績のある信頼できる業者さんであろうと考えました。価格の妥当性が分からないので、やはり納得するためにも複数社への見積りは必要かと思いました。
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・2023年1月中旬~下旬:製品検討、補助金についての問い合わせなど
業者さんからの見積り金額の回答のほか、インターネットサイト上に価格を載せている業者さんもいるので、それも参考にしました。
分からないことや、これがいいかなと思ったいくつかの蓄電池製品の特徴、補助金のことなどを業者さんにメールで質問し、製品の比較検討を行い、蓄電池購入に関する全般的な知識を深めていきました。
・2023年2月上旬:業者さん、製品決定
業者さん、製品を決定しました。各業者さんとも見積り金額はさほど大きな違いはなかった(10万円以上の開きはなかった)ので、質問したことに、一番、速やかに、丁寧詳細に回答してくれた業者さんが信頼できそうだなと思い、その業者さんにお願いすることにしました。アフターサービスという点でもしっかりやってくれそうな業者さんを選びました。
・2023年2月中旬:業者さんとの事前打ち合わせ
1時間程度のオンライン会議で、今後の段取りや準備が必要な書類などの説明を受けました。また、こちらから質問もしました。「そもそも工事はどういった業者さんが行うのか?」、「工事の所要時間は?」、「補助金はいつもらえるのか?」「リモコンは太陽光発電で使っているリモコンから新たなリモコンに交換となるのか?」など、せっかくですので、まだ質問できていなかったことを質問しました。
・2023年3月中旬:工事業者さんによる事前現地調査
実際に工事される工事業者さんが自宅にいらっしゃいました。1時間程度、製品の設置場所、ブレーカー、リモコンの設置場所、製品の搬入経路、配線経路などを確認されました。
(後日、販売業者さんを通じて、現場調査の結果は問題なし、と正式にご連絡をいただきました。)
・2023年3月末:東京都の補助金申請
東京都の補助金の申請書は業者さんが書いてくださいました。自分で全部不備なく記載するには難しい書類だと思います。一部分だけ自分で書き(自分で書く内容はほんの数箇所だけでした)、自分で郵便局に行き、書留で郵送しました。
・2023年4月中旬:工事日を具体的に決定(7月に!)
設置工事はもっと早い時期にお願いすることもできましたが、ボーナス支給を待ってからにするため、7月にしてもらうことにしました。利息がかかってしまいますが、分割払いも可能とのことでした。
・その後しばらく待ちの期間
経済産業省などへの手続き(申請)を業者さんに代行していただくための委任状書類に実印を押印(印鑑証明書の取得も)するくらいでした。
・2023年6月中旬:工事費の支払い(3分の2)
・2023年7月上旬:設置工事(この日から蓄電池稼働!)
作業時間は9時~15時くらいでした。
・2023年7月上旬(設置後):工事費の支払い(残りの額(3分の1))
・2023年7月上旬(設置後):蓄電池製品会社への設置完了報告、保証書の申請
すべて業者さんにてご対応いただきました。
・2023年7月上旬(設置後):国の補助金申請(※)
申請書は業者さんが書きました。国への申請手続きは業者さんが行う決まりになっていました。自分は書類にオンライン上でサインして、免許証の写真を撮って、業者さんにメールしただけです。
(※)私が使った国の補助金は「こどもエコすまい支援事業補助金」です。国の補助金についてはいくつか種類があるので、後日書きます。
・2023年7月下旬:東京都の補助金交付決定通知が届いた。
申請してから3か月以上かかりました。ホッとしました。
(今年から、東京都は補助金の交付決定通知を待つことなく、工事に着手しても構わないことになりました。このタイミングでの交付決定でしたので、もし交付決定を待っていたとしたら、設置工事は予定日にできていなかったことになります。)
・2023年7月下旬:業者さんから、東京都に提出する「実績報告資料」を受領
東京都に提出する「実績報告資料」には国の補助金決定通知のコピーを同封しなくてはいけないので、それが届くまで、自分の手元に保管して、待っていました。
・2023年8月中旬:国の補助金交付決定通知(※)が届いた。
こちらは(業者さんから)申請後、1か月程度で届きました。申請から交付決定までにかかった時間は、国の方が東京都よりも早かったです。9月末に業者さんを経由して補助金(64,000円)を受領できるとのことです。
(※)国の「こどもエコすまい支援事業補助金」です。
・2023年8月中旬:東京都に「実績報告資料」を送付
実績報告資料も業者さんがほぼ全部書いてくださいました。こちらも自分で全部不備なく記載するには難しい書類だと思います。一部分だけ自分で書き(振込先口座情報など)、通帳の口座情報記載部分のコピーと国の補助金決定通知のコピーだけ自分で準備して、それを同封して、自分で郵便局に行き、書留で郵送しました。
業者さんの話によれば、実際に補助金が振り込まれるのは、東京都の補助金についてはかなり先になるとのことです。
(2023.9.29追記→)・2023年9月下旬:国の補助金が業者さんを経由して振り込まれた。
申請してから3か月経たずに補助金を受領することができました。
(2023.10.20追記→)・2023年10月中旬:東京電力の委託先会社による蓄電池設置後の電気設備の安全点検
蓄電池設置により電気設備が増設されたことから、東京電力の委託先会社の技術者の方が来て、蓄電池本体周り、分電盤(ブレーカー)などが、もともとの変更届どおりになっているか(適合しているか)ということを確認されました。10分程度で終わりました。電気事業法に基づき行われる確認とのことです。
(2023.10.20追記→)・2023年10月中旬:東京都の補助金の助成金確定通知書が届いた。
11月上旬に補助金を受領できることになりました。
(2023.11.6追記→)・2023年11月上旬:東京都の補助金が振り込まれた。
(2024.4.8追記→)・2024年になってから、区市町村の補助金も申請し、受領完了
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以上が補助金手続きも含めた流れです。
国と東京都の補助金手続きは終了しました。振り込まれるのを待っている状態です。
(2023.11.6追記→)(その後、国の補助金(9月下旬)も東京都の補助金(11月上旬)も受領しました。)
あとは、区市町村の補助金も申請する予定です。申請受付開始時期がまだ来ていないので、待っている状態です。残作業はそれくらいです。
(2024.4.8追記→)(その後、区市町村の補助金も申請し、受領完了しております。)
補助金の手続きですが、書類をすべて自分で記載するのは難しいと思います。業者さんが記載してくれたので助かりました。一部の内容は自分で記載しなくてはいけないのですが、記載すべき箇所に付箋紙を付けておいてくれたので、自分はそこに記載するだけで済みました。補助金の申請手続きも業者さんの方で対応してくれるのか、契約前に業者さんに確認しておくことも大事ですね。
また、「国の補助金」、「都道府県の補助金」、「区市町村の補助金」の各補助金について、それぞれの申請開始時期や実績報告締め切り時期などを事前にしっかりと把握した上で、「すべての補助金を利用できるタイミングで蓄電池設置までのスケジュールを立てる」ということが補助金を最大限に受けるためのポイントです。
長丁場だからこそ、しっかり段取りを把握しておかないとね。
~まとめ~
〇価格に納得できるようにするため、相見積もりは3社に行った。
〇販売業者さんと契約するまでに、分からないことや、これがいいかなと思ったいくつかの蓄電池製品の特徴、補助金のことなどを業者さんにメールで質問し、製品の比較検討を行い、蓄電池購入に関する全般的な知識を深めていった。
〇価格面だけではなく、質問したことに丁寧に答えてくれる業者さんが信頼できると思い、業者さん選びの判断基準とした。補助金の手続きは、書類の記載が難しいので、そこもしっかりやってくれる業者さんが望ましいと思った。
次回は、蓄電池の種類(タイプ)、について書きたいと思います。