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給湯器(エコジョーズ)のリモコンに「920」「930」の表示が出たらどうする?

ガス
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先日、シャワーを浴びていた息子が悲鳴を上げながら出てきました。

「シャワーが途中から水になった。」とのことでした。

台所でお湯を出してみましたが、お湯は出ず、冬の寒さで冷やされた冷たい水が出てきました。

給湯器の故障です。

結局、3日間お湯が出ない生活を過ごすことになりました。

今回のブログでは、給湯器のリモコンに出る数字は、「故障に関する表示」であることをお伝えしたいワン。何らかの異変が起きていることを示すので、すぐにその数字の意味を取扱説明書で確認して、原因と処置方法を把握することが大切だワン。

実は前兆があったが、それと気づかず

実は、「前兆」がありました。おそらく1か月~2か月くらい前からだと思うのですが、給湯器のリモコンの表示に「920」という数字が表示されていたのです。お湯が止まって初めてその数字の表示が「前兆」であったと認識しました。

リモコンに「920」という表示が出た時は、普通にお湯が出せていたので、「単にリモコンの表示がおかしくなってしまっただけであろう。給湯器本体には問題ないだろう。」と何を調べることもなく都合のいいように解釈し、やり過ごしていました。

故障を示す表示であるということはつゆも思っていなかったことが、悲劇を生みました。

そして、リモコンに表示されていた「920」は、お湯が出なくなると同時に「930」に変わっていました。

以下は実際のリモコン表示の写真です。これより前(お湯がまだ出ていた時)は、「930」ではなく「920」が表示されていました。

「時刻表示?がおかしくなったのかしら??」くらいに軽く思っていたわ・・・

「920」「930」の故障表示の意味

メーカーの取扱説明書によると、この数字は給湯器(エコジョーズ)の故障に関する表示であり、

「920」については、「機器内の中和器の寿命が近付いた。」

「930」については、「機器内の中和器の寿命に達した。」

ということを意味しています。

そして、

920の間はしばらく使用できますが、中和器の寿命に達して930になると使用できなくなるので、早めに販売店やお客様センターにご連絡ください。」

ということが書かれていました。

リモコンの表示の異変に気付いた時点(「920」が表示された時点)で、取扱説明書に目を通しておけば、故障表示であるということに気付いていたのに、何もしなかったことが今回の一番の反省、後の祭りです。

中和器とは何か?

中和器とは、エコジョーズの給湯器本体の中にある部品です。

エコジョーズは、「少ないガスでお湯を効率良く沸かす」給湯器です。

約200℃という高温の排気熱を再利用します。この高温の排気熱を約50℃に下げる過程で発生した水蒸気が、結露したものをドレン水といいますが、ドレン水は「酸性」の液体(汚水という扱い)ですので、それを安全に排出する(中和する)ために給湯器内に搭載されているのが中和器です。

中和器に関する故障表示が出た時の対応

リモコンに「920」の表示が出たら、まだお湯は出ますが、即対応すべきです。メーカーの取扱説明書にもあるとおり、しばらくすると「930」に遷移してお湯が出なくなるからです。

対応としては、(普通は自力で修理するスキルはないと思いますので、)以下のどちらかになります。

・中和器の交換

・給湯器自体の交換(新品の購入)

給湯器の修理業者さんに電話すれば、最短故障当日に来てくれるようです(↓以下、業者さん2社のリンクです)/

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我が家の選択

お湯が出なくなった日、すぐ「修理」してもらうよう、いちどは修理業者さんに電話をしたのですが・・・、結局は、給湯器(エコジョーズ)自体を新しく購入することにしました。

すでに、メーカーが「機器の設計上の標準使用期間」としている「10年」を少し経過していたし、4人家族である我が家はお湯の使用量も多いため、給湯器の基盤部分も含めてそれなりに劣化が進んでいるのではないかと考えたからです。

中和器の交換だけでまだ使えるならば、少しもったいない気がして迷いましたが、近い将来に経年劣化で中和器以外の理由で突然故障しお湯が出なくなってしまい、またこの思いをするのは避けたいので、未然防止の目的で新品に交換することにしました。

実は、故障した当日、「修理」の業者さんに電話をしたところ、いちどは、「当日夕方来てくれ、その場で修理できる内容であれば修理してくれる。」ということになっていました。

ただ、その後考え直し、新品の給湯器(エコジョーズ)を購入すると決断しました。新品を購入する以上はこのタイミングで「修理」をするのは修理代(※)がもったいないと思い、修理業者さんはキャンセルさせてもらいました。

(※)修理業者さんのホームページ等で中和器の交換費用の相場を確認したところ、一般的には2万円程度あれば対応可能なようでした。

こんどは給湯器本体の販売業者さんに電話をして、新品のエコジョーズの手配をしてもらうことにしました。

故障翌日に我が家に設置状況を見に来ていただき、実際の設置工事は故障の4日後の日となりました。

新品を設置するまでのまるまる3日間、お湯無しの生活となり大変不便を感じましたが、家族それぞれ、お風呂はスーパー銭湯に行くなどして乗り切りました。

新品に変えたので、今後10年くらいは、急にお湯が出なくなるような故障はない(?)でしょうか。とりあえず安心しました。

 

まとめ

●給湯器(エコジョーズ)のリモコンに「920」の表示が出たら、その後1~2か月後くらいにお湯が出なくなる(=「930」の表示となる)と予想されるので、中和器を交換したり、給湯器本体の交換(新品の購入)をしたりすることをすぐに検討すべきです。

●我が家は、迷った末、給湯器の使用年数や普段のお湯の使用量などを踏まえ、給湯器本体の交換(新品の購入)で対応しました。

●我が家で新たに購入した給湯器は、これまでどおり、「エコジョーズ」にしましたが、給湯器にはいろいろと種類があるので、もし給湯器自体を買い替える決断をするのであれば、特に太陽光発電の余剰電力があるご家庭においては、「おひさまエコキュート」や「ハイブリッド給湯機(ガスと電気で効率よくお湯を作る)」を導入して自家消費を増やす(買電代やガス代を減らす)ということを検討してみるのもよいのかなと思いました。

●給湯器を買い替えするなら、「920」の表示が出たら、すぐに検討を開始することがおすすめです。すぐに対応すれば、「930」になる(=お湯が出なくなる)まである程度時間がある(我が家の場合は1か月以上)ので、検討の時間もあり、販売業者さんへの発注手続きも余裕をもってできると思います。

●また、給湯器は高い買い物になるので、補助金が使えるようであれば、よく調べて活用するのが望ましいと思います。

●現在、国のいくつかの補助金の制度があります。今回、我が家においては、エコジョーズを買っただけでしたので、国の補助金をもらう要件は満たせませんでした。何か補助金対象となる他のリフォーム等も同時に行っていれば、国の補助金をもらうことが可能でした(今回はそんなことを考える時間の余裕が到底ありませんでした)。

●給湯器の国の補助金に関しては、以下のホームページをご参照ください。

〇「子育てエコホーム支援事業」のホームページから

子育てエコホーム支援事業【公式】
「子育てエコホーム支援事業」の公式サイトです。

〇「給湯省エネ2024事業」のホームページから

給湯省エネ2024事業【公式】
「給湯省エネ2024事業」の公式サイトです。

〇「賃貸集合給湯省エネ2024事業」のホームページから

賃貸集合給湯省エネ2024事業【公式】
「賃貸集合給湯省エネ2024事業」の公式サイトです。

●東京都では、省エネルギー性能が高い給湯器(エコジョーズ等)に買い替えた都民は「東京ゼロエミポイント」がもらえます。ポイント数に応じて商品券とLED割引券をもらえます。申請期限は2024年3月末です。

2024.3.9追記→ 我が家は1月下旬に給湯器を買い替えた後に「東京ゼロエミポイント」の申請を行ったところ、3月上旬には商品券とLED割引券が届きました。

〇東京都「東京ゼロエミポイント」のホームページから

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