今年、金属価格の高騰を背景に、給湯器やエアコンの室外機が盗難されたり、太陽光発電施設では銅線ケーブルが盗難されたり、というニュースをよく目にしました。
給湯器や室外機は、家の外に設置され、それほど十分に壁や地面に固定されているわけでもなく、力があれば一人でも持ち運びできる重量のものですので、盗難のターゲットになりやすいのかと思います。
今年の1月、我が家は給湯器が故障し、冬の寒い中辛い思いをしました(以前の記事「給湯器(エコジョーズ)のリモコンに「920」「930」の表示が出たらどうする?」をご参照ください)。
給湯器が盗難にあえば、暖かいお湯のシャワーも使えませんし、夏にエアコンの室外機が盗難にあえば冷房が使えず酷暑に耐えなくてはならなくなります。やむを得ず新しいものを買えば経済的にも痛手となり、踏んだり蹴ったりです。
このところ住宅侵入の事件が増えていることもあってか、最近、警備会社のセキュリティサービスに入ったご近所さんが急に増えました。警備会社のステッカーが貼ってあったり、防犯カメラが設置してあったりで、外からでもよく分かります。たしかに、警備会社のステッカーや防犯カメラは、その存在だけで「視覚的な犯罪抑止」になっていると感じたので、我が家でも導入しようかと考えました。
そこで、いくつかの大手の警備会社のホームページを調べて、我が家のニーズ(サービス内容、費用など)に合ったサービスを探し、ALSOK(アルソック)のサービスに入ることにしました。
警備会社のサービスは、『家の「外」や「中」に各種機器やセンサーをいろいろと取り付け、センサーが感知するとガードマンが駆けつけてくる。』といった「手厚く高価な」サービスだけかと思っていたけど、ALSOK(アルソック)のサービスのラインナップをみると「手軽で安価な」サービスもあることが分かったワン。
各ご家庭のニーズや予算を踏まえ、どこまでのサービスが必要かということをよく検討してから入るのが良いと思うだワン。
ALSOK(アルソック)のセキュリティサービス
特長
我が家で良いなと思ったのが、大手警備会社のALSOK(アルソック)のサービスです。ALSOK(アルソック)は、長年の実績がある企業であり、そのセキュリティサービスは多くの家庭で利用されています。「侵入」、「火災」、「ガス漏れ」…など、様々な異常を感知し、「異常事態の通知」や「ガードマンの駆けつけ」…など、様々なサービスを提供しています(2024年12月時点の情報をもとに書いています。以下同じです)。
(個人的には、元レスリング選手の吉田沙保里さんのイメージが強い会社さんです。)
各家庭のニーズに応じて、内容的にも価格的にも、「手軽なサービス」から「手厚いサービス」まで、きめ細かく選べるところがとても良いと感じました。
セキュリティサービスの概要
柱となる2つのプラン
ALSOK(アルソック)のホームセキュリティは、基本的に2つのプランが柱となっています。ここでは簡単にお伝えします。
オンラインセキュリティ
オンラインセキュリティは、『24時間365日、自動で駆けつけ』をキャッチフレーズとしています。センサーが異常を感知した時に、自動で直ちにガードマンが駆けつけるサービスです。
セルフセキュリティ
セルフセキュリティは、『いざという時に、「依頼駆けつけ」』をキャッチフレーズとしています。自身が状況を確認してから、必要に応じてガードマンの駆けつけ依頼をするサービスです。
※両サービスともに、家の中に各種機器やセンサーを取り付けることになります。それぞれの家の作りやニーズに応じて設置する機器の種類や数などを決めます。
※かかる費用としては、大きく「機器費」、「工事費」、「月額サービス料」です。「オンラインセキュリティ」プランでは、「月額サービス料」の中に「機器費」や「工事費」を吸収させてしまう(初期費用負担を減らす)支払い方法も選択できます。
その他のサービス(我が家が入ったサービス)
上記の2つのプラン以外にも、各種の「手軽なサービス」があります。我が家で入った「防犯」対策のサービスは「Home ALSOK Connect Eye(コネクト アイ)」というサービスです。
上記の2つのプランでは「家の中に各種機器やセンサーを取り付ける」とお伝えしましたが、我が家の場合は、家庭の事情や家族構成等を踏まえるとそこまでの必要性はないと考えていました。どちらかと言えば、まず家の「外」をしっかりガード(防犯カメラで侵入を牽制するなど)したいと思ったことと、費用を必要最低限に抑えたいという思いがありました。
ですので、(家の「中」ではなく)家の「外」の監視に適したサービスで、あまり高額とならないサービスが無いか探しました。
Home ALSOK Connect Eye(コネクト アイ)とは
「Home ALSOK Connect Eye(コネクト アイ)」とは、ALSOK(アルソック)の防犯カメラのサービス(品名)です。『ネットワークカメラでお手軽簡単セキュリティ』をキャッチフレーズとしています。防犯カメラを設置し、動きを感知するとスマフォに通知されリアルタイムの映像が見られる(自動録画もされるので、後からでも見られる)というものです。オプションとして、ガードマンの駆けつけを依頼できるサービス(※1)を付けることもできます。
・防犯カメラ:44,000円(税込み)
・駆けつけ依頼オプションサービス:(月額)1,100円(税込み)
・ガードマン出動費:(1回につき)3,300円(税込み)
※防犯カメラの設置工事を依頼する場合は、初期費用として別途費用が発生します。
(※1)単に防犯カメラを取り付けるだけでも犯罪抑止効果があり、動画記録を取れるという目的は達成できますが、この「駆けつけ依頼オプションサービス」に入ると、月額1,100円のオプション料金でいざという時にガードマンの駆けつけ依頼ができます(出動費は1回3,300円です)。特に、外出している状況において、いざという時にガードマンに駆けつけてもらえるということは、大変心強いものです。また、「駆けつけ依頼オプションサービス」に入ると、ALSOKステーカーシールを2枚もらえるので、それを玄関等に貼ることで、防犯カメラを設置するだけよりも、さらに犯罪抑止効果が期待できます。
<以下、我が家の防犯カメラ取り付け後の写真です。玄関に設置しました。>
<ステッカーは、ALSOKご担当の方に、玄関に貼っていただきました。>
防犯カメラの仕様について
・防犯カメラは、Wi-Fi接続ですので、配線工事は不要です。電動ドリルさえあれば、自分でも簡単に設置できます。別料金となりますが、設置工事を依頼することも可能です。
・バッテリー式です(撮影頻度にもよりますが、バッテリーは最大3か月もつとのことです)。
・コンパクトな大きさのカメラです(本体サイズ:57×63×100mm)
・SDカードが必要です(自身で用意します)。
・専用アプリをスマフォにインストールすると、「動き」を感知した時にスマフォに通知が届きます。リアルタイムで映像を確認できます。「動き」を感知すると10秒間の映像が保存されますので、後から映像を確認することも可能です。
まとめ
我が家は、防犯カメラを玄関先に設置しました。 以下のNHKのサイト(クローズアップ現代)にあるとおり、「犯罪者が嫌がる4原則」として、以下の4つがあります。防犯カメラは、そのうちの「人の目」の役割となりますので、設置したことで、ある程度の犯罪抑止効果につながったと考えられます。「動き」を感知するとすぐにスマフォに通知してくれて、映像もその場で確認できるので安心ですね。ガードマンに駆けつけ依頼できるオプションサービスも大変心強いです。
「犯罪者が嫌がる4原則」
・音
・光
・時間
・人の目
<参考:NHKのサイト(クローズアップ現代)>
※各種サービスの詳細を知りたい場合、ALSOK(アルソック)のホームページから資料請求できます。
(我が家の場合、ホームページ経由で資料請求したその日にお電話をいただき、翌日に手続き等のお話のため自宅にお越しいただけました。)