新年を迎えました。我が家では、まもなく蓄電池を設置して1年半になろうとします。
「2024年」は、初めて一年を通して我が家に「太陽光発電+蓄電池」の両方があった年となりましたので、区切りのよい今、2024年1年間トータル(支払い月でいうと1月~12月。電力利用期間でいうと2023/12/11~2024/12/10分)のデータを集計しました。
2024年1年間トータルの「太陽光発電と蓄電池の稼働状況」、「電力の使用状況」、「電気代の削減実績」についてお伝えしますだワン。今年もよろしくお願いしますだワン。
「太陽光パネルの設置容量」、「蓄電池の蓄電容量」、「電力の消費量」などによって「電気代の削減効果」は違ってきますが、特に我が家と状況が似ているご家庭においては、「太陽光発電+蓄電池」によって1年間でどのくらいの電気代を削減できるか、目安にしていただければと思います。
すでに毎月のブログ記事で掲載した「電気代の削減実績(節約効果)」データを1年間分集計した内容となります。視覚的にわかるように月別の推移をグラフにしました。
2024年の「月別」の「電気代」等グラフ
2024年の月別の「太陽光発電と蓄電池の稼働状況」、「電力の使用状況」、「電気代」は、以下のグラフのとおりでした。
・蓄電池の蓄電容量:12.8kWh(実効容量:11.9kWh)、太陽光パネル設置容量:6.3kW です。
・グラフの月別データは電気代の支払い期間ベースですので、例えば「1月」であれば、「12月11日~1月10日」の状況を示しています。
・電気代は、売電分(1kWh=8.5円)を差し引いた実質的な電気代です。
・「仮に「太陽光+蓄電池」が無かった場合の電気代(試算)」は、我が家の消費電力量を仮にすべて買電でまかなったとした場合の試算です。我が家のこれまでの電力使用実績から、「昼時間:夜時間」の電力消費量の割合を「2:1」として計算しています。
・月別データの詳細は、すでに毎月のブログ記事で掲載した「電気代の削減実績(節約効果)」の記事をご参照ください。
2024年の「1年間トータル」の「電気代」と「電気代の削減実績」
2024年の「1年間トータル」の「電気代」と「電気代の削減実績」は、以下の表のとおりでした。
まとめ
我が家は一般的なご家庭よりも、もともと電力消費量が多いため、「太陽光発電+蓄電池」で、電力の自家消費量をより大きく増やせた(買電量を大きく減らせた)結果となりました。
もともと電力消費量が多ければ、その分「太陽光発電+蓄電池」により減らせる買電量も大きくなりますので、その分電気代の削減額も大きくなるということです(もちろん、電力消費量等に見合った「太陽光パネルの設置容量」と「蓄電池の蓄電容量」であることが前提となりますが・・・)。
売電単価よりも電力会社から買う電力単価の方が高いわけですが、昨今の電気代高騰により、さらにその差が広がりましたので、なおさらです。
さらに、我が家のように電力会社からの購入電力が「段階制料金」(電力を買えば買うほど単価が高くなる)場合、「太陽光発電+蓄電池」で自家消費を増やすことにより電力会社からの購入電力量を一番安い段階の範囲内で済ませられれば、高い段階の単価で電力を購入することがなくなりますので、電気代の削減効果が大きくなります。
家族が多かったり在宅勤務が多かったりということで電力消費量が多く、そしてある程度の(=電力消費量等に見合った)容量の太陽光パネルを設置できる屋根と蓄電池を設置できるスペースがあるご家庭においては、「太陽光発電+蓄電池」を設置することによって実現される「電気代の削減額」も、より一層大きくなると考えられます。
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