
以前のブログで紹介した、知る人ぞ知る「再エネ企業応援プラン」。初めての年は株式会社西武ライオンズを選びましたが、2年目は京浜急行電鉄株式会社(以下「京急」と記載)を選びました。

卒FIT後の家庭(太陽光発電を設置後10年経過した家庭)で、東京電力エナジーパートナー株式会社(TEPCO)の電力買取プランを利用しているご家庭は、是非このプランに加入することをおすすめするだワン。
「再エネ企業応援プラン」とは何か
「再エネ企業応援プラン」とは、家庭の太陽光発電で余った電力に含まれる環境価値を東京電力エナジーパートナー株式会社(TEPCO)が企業へ届け、その企業の環境活動を応援できる仕組みです。応援先に選んだ企業からは、お礼として「感謝の気持ち」の品が届きます。
※詳細は以前のブログ記事(「「再エネ企業応援プラン」とは何か?」)をご参照ください。
- 対象者:卒FIT後の家庭(太陽光発電を設置後10年経過した家庭)かつTEPCOの電力買取プランを利用している家庭
- 仕組み:余剰電力の「環境価値」を企業に仮想的に届ける(電力そのものが直接送られるわけではない)
- 特徴:売電収入はそのまま維持しつつ、企業の環境活動を応援できる
- お礼:応援した企業から、「感謝の気持ち」の品が届く
つまり、電力を売るだけでなく「応援したい企業に環境価値を届けられる」プランで、環境貢献とちょっとした特典が両立する仕組みです(おトクがプラスされるだけです。当プランへの加入による費用発生等デメリットはありません。)。
京急の「感謝の気持ち」をもらって嬉しかった理由
「再エネ企業応援プラン」への加入を開始して2年目の今年は、「京急の応援」に申し込み、お礼としてオリジナルQUOカード(1,000円分) が届きました。
以下がその画像です(QUOカードがかわいいメッセージカードの中に入っていました。メッセージカードの中はお楽しみのため、ここで写真は載せないことにしておきます)。


嬉しかった理由は以下の点です。
実用性が高いお礼の品で嬉しい
QUOカードは、コンビニや書店など幅広い場所で使えるので、誰にとっても実用的で便利。売電量に関係なくもらえることはありがたいこと。
京急らしい特別感(かわいらしさも)がある
QUOカードは「エキトモでんき」(※)オリジナルデザイン。ちょっとしたコレクション心をくすぐります。鉄道ファンや京急沿線にゆかりのある人にとっては、特別な記念品になるのも魅力です。『東京電力エナジーパートナー株式会社(TEPCO)のホームページ』上の「再エネ企業応援プラン」の「京浜急行電鉄株式会社」のページを見ると、『ここでしか手に入らない!「エキトモでんき」オリジナルQUOカード』と紹介されています(2025年12月15日現在)。
かわいらしいメッセージカードも嬉しい(お楽しみのため、ここでは写真は載せません)。
(※)「エキトモでんき」とは、京急沿線に住んでいる人や、沿線外から応援している人たちからの提供を受けた卒FIT由来の環境価値を、京急の一部駅で活用することで使用電力の実質再エネ化を図るための取組みを指します。
応援が目に見える形で返ってくる
「再エネ企業応援プラン」で京急を選ぶと、応援した電力が駅の業務用電力に活用されます。業務用電力とは、駅構内照明・空調・駅務機器・踏切・信号などが対象です。自分の選択が環境負荷の低減につながり、そのお礼としてオリジナルQUOカードが届く。応援の循環が実感できるのも、嬉しいものです。
環境活動に参加する満足感
京急グループは、 2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を目指し、駅や車両の電力を再エネ化するなど積極的に取り組んでいます。応援することで「自分もその活動の一部になっている」という満足感が得られるのもポイント。
まとめ
微力ながら一家庭として京急の応援をすることができました。そのお礼としてもらったオリジナルQUOカード(+メッセージカード)は、「実用的」+「特別感」+「環境貢献の実感」 がそろった内容です。企業も家庭もお互いウィンウィンの関係です。
卒FIT後、余った電気をTEPCOに買い取ってもらえる価格は1kWhあたり8.5円であり、TEPCOから購入する電力の価格(夜間の安い電力でも28.99円)に比べると相当安いものですが、このプランに加入したことで「余剰電力を環境価値という形で自分で選択した企業に提供し、その用途も具体的に認識できた」ため、「一企業の役に立った」ということをしっかりと実感でき、金銭では得られない満足感が湧きました。
<以下は、我が家のこれまでの応援実績(=余剰電力(売電量)の実績)です>

