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節電にもつながる暖房器具の用途に応じた使い分け(我が家の実例)

節電(省エネ)
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昨日から一気に寒くなりました。北海道で雪が積もったとのニュースを見ました。我が家のある東京でも風も冷たく家の中まで冷え込みました。

暖房器具を使うのは冬になってからにしたいと思いつつ、家の中で秋物の長袖にフリースを羽織っていましたが、それでも寒いくらいでしたので、ついに暖房器具を出しました。「出しました」と書いたのは、我が家ではエアコンだけではなく、「オイルヒーター」や「ガスファンヒーター」も使っているので、それらを納戸から引っ張り出してきたからです。

今回のブログを読むと、様々な暖房器具の特徴と使い方が分かるワン。

我が家の4種類の暖房器具

我が家では4つの暖房器具を使い分けています。

エアコン(電気)

オイルヒーター(電気)

ガスファンヒーター(ガス)

床暖房(ガス温水式)

の4つです。

まず、我が家のご紹介ですが、

我が家は4人家族+ペット(犬1匹)です。2階建ての一軒家です。築30年以上の古い家で気密性・断熱性はあまりよろしくない方だと思います。

暖房器具を用途によって使い分けています。電気の暖房器具とガスの暖房器具の両方を使っています。

我が家の暖房器具の使い分け

それぞれの暖房器具の使い方と使った感想(概要)

 台数使用場所使い方、感想(良い所)
エアコン (電気)  4台・子供部屋(6畳ほど)
(リビングルームのエアコンは冷房としてのみ使用)
1台で「夏の冷房」と「冬の暖房」の両方として使えるのがエアコンの特長。リモコン1つで手軽に操作できるのも良い。
オイルヒーター
(電気)
小型 2台・犬のケージ脇
・書斎(4畳ほど)  
我が家は「小型機種」を選び「局所的」に、また「長時間」に使用する暖房器具としている。風を出さずに部屋の空気をじんわりとムラなく暖めてくれる感じ
ガスファンヒーター
(ガス)
2台・リビングルーム(キッチンにもつながっている。20畳分ほど)
・2階の廊下
広範囲に対応できる。速暖性がある。ガスならではのパワーを感じる。すぐに暖かくしたい時に便利  
床暖房
(ガス温水式)
 
家全体・主にリビングルーム家「全体」を「長時間」暖かくできる。寒い日で家にいる時間が長い日に使っている。

それぞれの暖房器具の使い方と使った感想(詳細)

エアコン(電気)

エアコンは、子供部屋で利用しています。

エアコンは、「夏」は冷房としてリビングルームを含むほとんどの部屋で使用していますが、「冬」の暖房としては、基本的には子供部屋(2部屋)でしか使用していません。エアコンは、リモコン1つの操作で手軽に使用できて便利です(フィルタの掃除だけは面倒ですが・・・)。

子供部屋は6畳程度の大きくない部屋ですし、部屋に長い時間いる日もあれば、寝る時だけしかいないような日もあり、特にどの暖房器具が適しているということもないため、暖房器具の中でもポピュラーと思われるエアコンで十分かなと思います。

オイルヒーター(電気)

オイルヒーターは、犬のケージ脇と書斎で利用しています。

オイルヒーターは、中でも比較的小型のものを選びました。我が家では部屋「全体」を暖めるのではなく「局所的」に使うつもりで購入したからです。「局所的」かつ「長時間使う」場合に利用しています。

エアコンやガスファンヒーターと違い、風が出ない(ほこり、犬の毛などが舞わない)のが特長です。

暖まるのに時間がかかりますが、いちど暖まると、空気の暖かさを持続してくれる気がします。また、電源をオフにした後も、暖かさがしばらくは続きます。

犬のケージ脇で使用

我が家の犬は、夜はリビングルームの片隅にあるケージの中で独りで寝ます。冬の間はケージの脇に小さめのオイルヒーターを置いて暖めています。

リビングルームには、エアコンとガスファンヒーターがありますが、夜は犬一匹となるリビングルームでエアコンやガスファンヒーターを付けて部屋全体を暖めるというのはムダですし、エアコンやガスファンヒーターは場所を動かすことができないので、「局所的」な暖房器具として、オイルヒーターを利用しています。風が出ずほこりも立たないので、犬も寝心地良いのではないかと思います。

夜もあったかで、すやすや眠れるワン。

一日のサイクルで自動で電源オンオフしてくれるタイマーも付いています。犬の生活リズムは決まっていますので、夜定時にタイマーで自動でオンになり、朝も定時にタイマーで自動でオフになるのは手間が省けてありがたいです。毎日電源をいちいち付けたり消したりしなくてすむので、電源の消し忘れで余計な電気を使ってしまうようなことが起きません。

書斎で使用

書斎でも利用しています。書斎はスペース的には4畳くらいのスペースなのですが、そこにはエアコンを設置していないので、オイルヒーターを置いています。オイルヒーターは暖まるまでに、エアコンやガスファンヒーターと比べ時間がかかるので、長い間書斎にいる時(在宅勤務時など)に使っています。

アレルギー体質の家族もいるので、風が出ず、ハウスダスト(ほこり)が舞わないことは助かります。キャスターも付いているので、少し近づけたり遠ざけたりすることも簡単にできます。

上の写真は、冬の在宅勤務時などに書斎で活躍している我が家のオイルヒーターの写真です。「デロンギ」という歴史ある有名なメーカーの製品です。

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ガスファンヒーター(ガス)

ガスファンヒーターは、リビングルームと2階の廊下スペースで利用しています。

リビングルームで使用

リビングルームはキッチンともつながり比較的広いのですが、我が家に設置しているエアコンよりもガスならではのパワーがあるようです。また、すぐに暖かい空気を出してくれます。

短時間で広範囲が暖まるので、冬はリビングルームではガスファンヒーターを使っています。エアコンのように高い所ではなく床に置きますので、足元から暖かい空気が広がるので、すぐに部屋全体が暖まる気がします。

上の写真は、冬に我が家のリビングルームで活躍しているガスファンヒーターの写真です。

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感想(0件)

2階の廊下スペースで使用

利用時間は多くはありませんが、2階の廊下スペースでも利用しています。あえて廊下に置いています。

というのも、我が家は2階に洗濯機があり、天気の悪い日や花粉症の季節は洗濯物をこの廊下スペースに干しています。洗濯物をたたむのもこの廊下スペースで行っていますので、単なる廊下ではなく、かなりの活動スペースになっていますのでやはり暖かくする必要があります。

また、我が家は風呂も2階にあるので、風呂に入る時に、ガスファンヒーターを風呂の脱衣所の方向に向けて(脱衣所のドアを開けておいて)風呂から上がった時に寒くないよう脱衣所を暖めるのに使っています(ヒートショックを防ぐためにも)。

さらに、朝、外出着に着替える時にもガスファンヒーターの前で着替えています。ガスファンヒーターの目の前に立てばすぐに暖かい空気を出してくれて、着替えの時も寒さに震えることがありません。

冬の朝、スーツに着替える時、寒いよね。でも、ガスファンヒーターの前に立って着替えれば、裸になったってへっちゃらさ。

ガスファンヒーターは、最初の導入時にガス栓の工事が必要となります。以下の写真のような接続となります。

床暖房(ガス温水式)

床暖房は、主にリビングルームで利用しています。

家を建てたときに導入して、重宝しています。主にリビングルームで利用しています。暖まるのには時間がかかりますが、いちど暖まれば部屋全体が足元からほんわか暖まり、冬の寒い日には本当に暖かい家にいられて助かるなあ、と感じます。我が家では、冬の寒い日で、特に家にいる時間が長い日の朝に床暖房を付けて、家の暖まり方次第で、夕方消したり、就寝前に消したりしています(夜中は必ず消しています)。

冷え性のわたしには、足元から体を温めてくれる床暖房は、ほんとに助かるわ!

オイルヒーターと同様、風(ほこり、犬の毛など)が舞わないのも良い点です。

床暖房は既存住宅に新たに導入しようとすると初期費用が高くなってしまいます。また、ランニングコストとしても、ガス代が結構かかってしまいます(ガス会社の「温水床暖房割引き」というサービスで少し割り引かれていますが・・・)。

床暖房は足元から部屋全体(家全体で使えば家全体)を長時間暖かくしてくれ、本当によい暖房器具と思いますが、オイルヒーターやファンヒーターと比べ初期費用やランニングコストが大きくなってしまいますので、新たに導入するとなるとハードルが高い(特に初期費用)かもしれません。

※床暖房は、床の下のパイプに温水が流れて暖まる仕組みです。床下ですので、写真は撮れませんでした。床暖房を使い始める時期に、詳細のブログを書きます。

~まとめ~

〇節電のために、寒くなったらまずは家の中でもフリースを着る(さらに、暖かい靴下やスリッパを履く)ということをして、それでも寒かったら暖房器具を使うという順番にしています。

〇(地域(寒さ)にもよるでしょうが)エアコンが一番ポピュラーな気がしますが、動力源としては、「電気」、「ガス」、「石油」などがあります。我が家では、「電気」と「ガス」の暖房器具を使っています。

〇具体的には、用途に応じて、エアコン(電気)、オイルヒーター(電気)、ガスファンヒーター(ガス)、床暖房(ガス温水式)を使い分けています。暖房器具を使い分けると、ムダな利用がなくなり、結果的に節電につながると考えています。「すぐに暖かくしたいか(速暖性)」、「暖かさの持続性を求めるか」、「暖める広さ(範囲)はどのくらいとしたいのか」など、用途に応じて選択するのがよいのではないでしょうか。

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